第1話で「昭和レトロBGM」を作ると決めたものの、最大の壁は「映像」でした。
YouTubeはあくまで「動画」サイト。静止画を一枚貼っただけでは、スパム扱いされたり、審査に通らなかったりするリスクがあります。
AI動画生成の限界
最初は「画像を動かせばいい」と考え、AI動画生成ツールの「DomoAI」を試しました。
しかし、生成されるのは一回10秒程度。これを1時間の動画にするために繋げると、どうしても「つなぎ目」で映像が飛びます。スローにしたり、映像効果を入れたりと工夫しましたが、不自然さは消えませんでした。
動きはいらない。圧倒的な『画力』で勝負しよう。
行き着いた答えは、画像生成AI「Midjourney v7」の高画質モードで出力した、美麗な昭和の風景画を、紙芝居形式(スライドショー)で見せることでした。
編集ソフト選びの「迷走」
ここでも、AI執事「巧士」の提案に振り回されました。
彼が勧めるままに、色々なソフトを試しては挫折する「あほな変遷」をご覧ください。
「プロも使ってる高機能ソフトです!」と勧められ、このサイト構築のために巧士のお勧めに従って、新調したノートパソコンにて動かそうと試みましたが、全く動かすことができませんでした。(別途、書く予定の「AIあるある」の一つです。)
①の件の反省もそこそこに、「手軽ですよ!」と勧められたものの、何かしようとすると、すぐに「有償版を購入してね!」という体たらく。何を勧めてくれるのやら。
「無料ならこれぐらいかな、純正?だし?」と標準ということで勧めてきました。しばらく使用してましたが、デスクトップとノートPCを行き来して作業したいと調べたら、「有償版」でしか出来ないことが判明し、こちらの使用も挫折しました。

挙句の果てに、こんな漫画出してきて…。漫画は素晴らしい出来なんですけどね!(^o^;)
「お洒落?な海外ツール」ばかり勧めてくる巧士に愛想を尽かし、私が自力で見つけてきたのが「ゆっくりムービーメーカー4(YMM4)」でした。
YMM4こそが「BGM動画」の正解だった
本来はゲーム実況などを作るソフトですが、これが最強でした。
- 波形表示(スペクトラム)が標準で出せる(←これ重要!)
- 文字の縁取りが簡単で、日本語フォントが綺麗。
- 動作が軽い。
「YMM4は無料」と紹介されることが多いですが、YouTubeで収益化を目指すなどの「商用利用」をする場合は、ライセンス料を支払う必要があります。私もちゃんと支払って利用しています。ここを間違えないように!
ついに完成、YouTuberデビュー
Midjourneyで作った18枚のレトロな風景画に、YMM4で「英語タイトル」を重ね、波形を表示させる。
シンプルですが、これなら「動画」として成立します。ざっくりとだけ作り方を💦。
Sunoで出力した18曲(約1時間半)と、Midjourneyで描いた18枚のレトロな風景。
YMM4での編集作業と、1時間半に及ぶ書き出し(レンダリング)。
苦労して作った動画が、YouTube上にアップロードされた瞬間の達成感は、何歳になっても良いものです。
まだ再生数はゼロですが、これは私の大事な「デジタル資産」。寝ている間も、世界の誰かの作業用BGMとして働いてくれることを願って。
ー完了ー
動画編集の素人が、AIとツールを駆使して「形」にするためのコツです。
ポイント1:ツールは「自分の環境」で選ぶ
AIやネットの情報は「一般論」や「海外のトレンド」になりがちです。しかし、実際に作業するのは自分。自分のPCスペック、作業スタイル(複数PCでの共有など)、そして「日本語の扱いやすさ」で選ぶなら、国産ツールのYMM4が最適解でした。(「BGM動画」ならば、かもしれませんが。)
ポイント2:完璧を目指さず「静止画」で割り切る
中途半端なAI動画(DomoAIなど)で動きをつけるより、高画質な静止画をスライドショーにする方が、結果的に品質が高く、視聴者にとっても目が疲れないコンテンツになります。「動かさなきゃ」という思い込みを捨てることが、完成への近道でした。

